ロムニー氏に投票した有権者の実に88%が白人

2012年アメリカ大統領選挙が終わったが、CNNの出口調査の資料には非常に詳細な数字が載っていたので紹介。

有権者の性別や年代はもちろん、所得だったり支持政党だったり、信仰心だったり中絶だったり、実に様々な観点からグラフがまとめられていて非常に興味深い。中でもとりわけ目立った事実

というもの。

下記に貼り付けたのはこのCNNの出口調査のごく一部にすぎないが、それでも

  • 年齢が増していくにつれてロムニー氏支持の割合が増える
  • アメリカ全人口の72%を占める白人層のうち、オバマ氏支持は39%しかいないが、黒人・ヒスパニック層は非常に高い割合でオバマ氏を支持している

ことなどが分かる。

選挙人の獲得人数こそオバマ氏が303人、ロムニー氏が206人と大きく差がついたものの、投票した有権者の人数で見てみるとオバマ氏がおよそ6100万票、ロムニー氏が5800万票と、選挙人の獲得数ほどには差は大きくなく、アメリカという国が様々な問題や意見に対して、真っ二つに分かれていることが見て取れる。