モバイルアプリの利用時間がテレビの視聴時間に迫ってきている
Flurryの調査によると、アメリカでは、モバイルアプリの利用時間がテレビの視聴時間に迫ってきている。
Flurryはモバイルに関する調査会社だが、彼らの独自調査に一般公表されているデータを加えて、下記のような図を作成した。
2010年、11年、12年の12月を比較したものだが、ウェブのブラウジング、及びテレビの視聴時間がほぼ変化していないのに比べ(*2012年12月のテレビ視聴時間は予測)、モバイルアプリの利用時間は顕著に伸びていることが分かる。
2012年にはすでに、モバイルアプリの利用時間(127分)は、テレビ視聴の時間(168分)の76%にも達している。テレビには60年の歴史があるが、モバイルアプリはここ4年のものでしかない。また、タブレット端末の登場により、モバイルアプリの利用時間はさらに伸びていくことが考えられる。
また、下記の図はモバイルアプリの利用時間がどのカテゴリーに対してなされているかを示したもの。ゲーム、ソーシャルネットワーク、エンターテイメントの3つのカテゴリーで、80%近くを占めていることが分かる。