アメリカ大統領選挙での主要紙の支持状況
アメリカでは大統領選挙の際、主要な新聞がどちらの候補を支持するかという立場を事前に打ち出すことが多い。カリフォルニア大学サンタバーバラ校が主要100社の支持状態を集計した結果が下記の図。(10月31日時点)
・オバマ氏支持は35紙、合計発行部数は910万部
・ロムニー氏支持は28紙、合計発行部数は500万部
となっており、支持を表明しないとしたのは9紙、合計発行部数は500万部。残りの新聞はまだ立場を明らかにしていない。
オバマ氏を支持しているのはニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズ、ワシントンポストなどであり、ロムニー氏を支持しているのはニューヨークポストやダラスモーニングニュース、ヒューストンクロニクルなど。
2008年の選挙では、最終的に65紙(1600万部)が民主党のオバマ氏支持を打ち出し、共和党のマケイン氏を支持した25紙(520万部)を大きく上回る結果となった。その時と同様にオバマ氏支持が上回ってはいるものの、その差はかなり小さくなってきている。