スタートアップ「Color」がその幕を閉じようとしている

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4100万ドルを調達していた写真とビデオシェアのスタートアップ「[www.color.com/:title=Color]」がその幕を閉じようとしている。

Appleが買収しようとしているうわさもある。

Colorはローンチ前にベンチャーキャピタルから4100万ドルもの資金を調達し、2011年3月に写真シェアサービスとしてローンチした。6か月後にはフェイスブックとの統合やビデオシェアの機能を付けたが、状況は改善されなかった。今年の5月、ColorはVerizonと組み、4G LTE通信が可能なアンドロイド携帯にプリインストールするという施策を行ったが、アクティブなユーザー数は5月の5万人から9月に40万人になっただけであった。

この40万人という数字だけを見てとればけっして悪い数字ではないが、この数字は同じ分野で競合するInstagramの700万人以上のデイリーアクティブユーザーと比較されなければならない。

Colorがこれだけの金額を調達できたのは、2人の共同創業者の実績に負うところが大きい。一人のBill Nguyenはオンライン音楽サービス「LaLa」をAppleに8000万ドルで売却したことがあり、もう一人のPeter PhamはBillShrinkという節約のためのサイトのオーナーだった。

共同創業者の一人であるBill Nguyenは会社を去ることが決まっている。