フェイスブックでファンとのつながりを強固にする10の方法

元記事:フェイスブックでファンとのつながりを強固にする10の方法

フェイスブックのビジネスページを運用している担当者にとって、ファンとのつながり(英語ではfan engagement)を強固にすることはとても大切な事であるが、その際の大きな疑問はだいたい下記の3点に集約できると考えられる。

1.どれくらいの頻度で投稿をするべきか?
2.どのような投稿がファンとのつながりを強固なものにするか?
3.いつウォールをアップデートするべきか?

Buddy Mediaのレポートがその問いに答えてくれている。これは2011年の6ヶ月間に、トップ100の小売業者の数字から導き出したものだが、学べることがきっとあるはずだ。

1.投稿のベストな時間帯は午後8時〜午前7時
投稿は就業時間を避けて行うべきであり、これによりユーザーエンゲージメント(ファンからのいいね、投稿などの反応。以下同様)は20%上昇する。

2.投稿に最も適した曜日は水曜日
ほとんどのブランドが1週間を通して投稿しているが、最もユーザーゲンゲージメントを高める曜日は水曜日(と日曜日)である。これらの曜日に投稿することにより、ユーザーエンゲージメントは8%増える。

3.1日あたりの投稿数は1件か2件にするべき
量ではなく質で勝負する。1日あたりの投稿が1件もしくは2件である場合、3回以上の投稿をした場合に比べてユーザーエンゲージメントは40%高くなる。

4.1週間当たりの投稿量は1件から4件の間にするべき
ユーザーのニュースフィードを投稿で覆い隠すような行動は避け、1週間あたり1件から4件の投稿を心掛ければ、ユーザーエンゲージメントは71%も高くなる。

5.投稿の文字数は40文字以下にするべき(注:英語表記のケース)
80文字以下の投稿は、それ以上の投稿に比べて66%もユーザーの反応が高く、またより文字数を少なく40文字以下にすると、ユーザーエンゲージメントは86%も高くなる。

6.会話を生み出す秘訣は、ユーザーに質問をすること
質問が含まれている投稿は、そうでない投稿に比べて倍以上のユーザーのコメントを引き出す力がある。

7.最も好ましい構文は空白をユーザーに埋めさせるものである
最も効果が高く、それなのに最も使われていないテクニックのうちの1つが、「私が好きなのは○○」のように、○○の部分をユーザーに埋めてもらうという、あらかじめ空白を持った構文で投稿することだ。この手法によりユーザーからの投稿は9倍にも高まるが、この手法を使っている小売のブランドは1%にも満たない。

8.最も効果の高いキーワードは「クーポン」と「○ドル引き」
ユーザーは具体的な、直接的なオファーを好む。よく使われる「セール」や「○%オフ」からもたらされるユーザーエンゲージメントは低い。

9.最も効果の高いクーポンは現金値引き
たとえそれが少額であれ、ユーザーは現金値引きを好む。また、ユーザーに計算をさせてはいけない。(すなわち、○%オフ、は良くない表現である)

10.投稿はテキストのみ、もしくは1枚の写真のみが効果が高い


[by spoly]
フェイスブックのビジネスページを運用している担当者にとって役立ちそうなガイド。(原文タイトルは The ultimate guide to Facebook fan engagement)ユーザー(ファン)と継続的なコミュニケーションを取り、ユーザーエンゲージメントを強いものにしていくことは大事なことだが、そのために必要なノウハウが書かれている。(現金値引きなどの)オファーが無いような業種の場合、また写真自体にバズる要素があるような場合には、この内容も少し異なってくるはずだが、基本的な考え方として参考にしたい。