生活に大きなインパクトを与えそうな5つの技術トレンド(2012)

元記事:5-tech-trends-to-watch-in-2012

2012年も間違いなく忙しい年になるだろうが、我々の生活生活に大きなインパクトを与えそうな
5つの技術トレンドを紹介しよう。

1.拡張現実(Augmented Reality)

ゲーム、位置情報を利用するアプリ、名刺、喫茶店で利用されており、車や眼鏡にも利用されていくだろう。
拡張現実という、バーチャルな描画を現実世界に上乗せして表す技術は、「スタイルがある現実」をクールに
言い表したものだと言える。ただ近所のレストランを調べるのではなくて、Yelpを使い、その位置やレビューを
調べ、街の上に他のレストランを表示することもできる。

2012年は、モバイルの拡張現実(Mobile Augmented Reality, MAR)が飛躍的に成長する年になるだろう。


2.小額のやり取りの経済

アプリメーカーだけがソフトを販売し、そのアップグレードの回数でお金を稼いでいるわけではない。
あなたが自身の小さなビジネスを始めようとするのであれば、あなたのソフトを(ただ同然で)売りさばく
各種のオンラインマーチャントにより、その方法は効率的に仕組化されている。

商品は完全にあなただけのものではない。これらのオンラインマーチャントは、あなたのアイディアを
彼らのソフトに先駆けて販売してあなたにその小さな分け前を払う、もしくはある一定金額になった時に
あなたに支払いをすることになる。

RedBubbleは、アーティストのために全てのことをしてくれる。アーティストがやらなければならないのは、
コンテンツをアップロードするだけだ。RedBubbleは、例えばTシャツをあなたのデザインで、あなたのために
販売し、流通を管理してくれ、もちろん集金もしてくれる。サイトでは、これらの固定費を上乗せした形で
価格をいくらにでも設定できるが、優れた販売者は、ただ洋服を販売しているだけではない事を分かっている。
小額を上乗せし、その(価格の)驚きをサイトやソーシャルネットワークを通して宣伝するのだ。

経済が悪化していくにつれ、より多くのサイトが、あなたが想像できるものならほとんど何でも販売することを
可能にし、小額の支払いをしてくれるようになるだろう。


3.ウルトラブックの飛躍

PCが終わったわけではないが、誰でもデスクトップPCとノートパソコンと、そしてタッチスクリーン式の
タブレット端末の売れ行きを想像することが出来るだろう。

インテルが提唱しているウルトラブックは、もの凄く薄くて軽く、かつ性能が良いラップトップだ。
MacBook Airを思い浮かべてみればいい。2012年は、製造業者がユーザーのPCへの興味を取り戻す
最後の切り札として、ウルトラブックに力を注ぐだろう。


4.ソーシャルやデジタルの疲弊

フェイスブックは2012年中に10億ユーザーを獲得する一方、アメリカにおいてはユーザー数はもう
伸びきってしまっている。ツイッターは成長を続けており、4.5億人のユーザーを獲得するだろうが、
そのうちどれくらいのユーザーがアクティブなのか、誰にもわからない。

Google+は成長し続けているが、FacebookTwitterの狭間で、存在感を打ち出すのが難しい。

一般的に、より多くの人が、彼らのソーシャルやデジタル上での存在について再評価を行っている。
SOPA(Stop Online Piracy Act)の争いが、予期しなかったスキームを見つけ出した。
SOPAは、著作権侵害が是という意味ではなく、その方法論が間違いで危険なため、悪いアイディアである。

2012年は、コンテンツや著作権とソーシャルとの相互作用を見つめなおす時かもしれない。


5.モバイルチップ戦争

省略


[by spoly]
2.小額のやり取りの経済であるような、個々人のクリエーターやコンテンツを持つ人を、販売・流通・集金
まで管理できるいろいろな仕組みがサポートする形は、日本でもこれから広がっていく。
プロジェクトを起こすこと自体を支援するサービス(CAMPFIRE)なども、可能性はある。